スズソウブログ

2024.11.01

【耐震リフォーム】御殿場市 S様邸

補正20240927_080355

現在、耐震リフォーム工事を行っております。

建物の屋根と柱を残して、36坪住宅のリフォームです。
4、50年前の建物なので、旧耐震基準の建物で、
当時は、”震度5程度の地震に耐えることができる”
建物であることが基準でした。
 
この耐震基準は、
1981年4月以前の「旧耐震基準」、
1981年5月以降の「新耐震基準」、
2000年以降の「新・新耐震基準」(現行)と
大きく3つに分けることができます。
 
記憶に新しい2011年の東日本大震災、
1995年の阪神淡路大震災など、
大きな震災が起こる都度、
建築基準法の見直しとともに、
耐震基準も見直されてきました。
 
現在では、新耐震基準の「震度6強~7の大規模地震で倒壊なし、
震度5強程度までの中規模地震で軽度なひび割れ程度」に加え、
新・新耐震基準の「地盤調査の実施」「接合部の金物使用」
「耐力壁バランス」が追加されたものが、耐震基準となっています。
 
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今回の耐震工事では、
1階部分柱・壁の補強を行います。
 
既存の柱には、
金物、筋交い、筋交いプレートを取り付け、補強を行います。
接合している部分に金具を取り付けることにより、
柱や壁自体の損壊を防ぐ強化がなされ、
大きな揺れに耐えられる建物にしていきます。
 
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現在、御殿場市の「TOUKAI‐0(東海・倒壊‐ゼロ)」という
プロジェクトが推進されています。
 
【御殿場市プロジェクト TOUKAI‐0】
昭和56年5月31日以前に建築された建築物は、旧建築基準で建てられています。
その中には新基準に照らすと耐震性が不十分とされるものが相当数あると考えられます。
御殿場市では、今後予想される巨大地震から市民の生命と財産を守るため、
プロジェクト「TOUKAI[東海・倒壊]-0(ゼロ)」総合支援事業を推進し、
国や県とともに旧建築基準で建築された建築物や
危険なブロック塀の耐震化に取り組んでいます。
 
住宅の耐震診断は、御殿場市が無料で行い、
耐震が必要だと診断されると、補助金が支給されます。
※今年度の住宅のTOUKAI-0は予算上限に達した為、終了いたしました。
 来年度の実施が決まっているようなので、
 ご検討される方は、御殿場市役所へ直接お問合せください。
 
また住宅のみならず、
ブロック塀の撤去や新設にも補助金が交付されますので、
ブロック塀の倒壊などが懸念される方は、
撤去や新設の検討と補助金の条件など
一度市役所にお問合せしてみては、いかがでしょうか。
※こちらは11/1現在、予算に達していません。
 
会社情報
株式会社 スズキ総業
静岡県御殿場市新橋1607-3
TEL 0550-83-2415
【定休日】 日・祝・第1、3、5月曜日
【営業時間】 8:30-17:30

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