スズソウブログ

【森林率】という言葉をご存知でしょうか。
その土地に占める森林の割合のことです。
御殿場の森林率は56％。
富士山周辺や東田中・神山～箱根にかけて緑が広がっています。


日本は、高い山脈が国土を埋め尽くしています。
山に向かって吹く風が山肌をのぼり、上昇気流が生まれ、
水分を含んだ空気が山頂付近で雲になり、雨が降りやすくなります。
山々に雨をもたらすことで、木々の育ちやすい環境となります。

森林が育つ条件に恵まれた日本では、国土のおよそ66％が森林です。
つまり日本の国土の約2/3が森林ということになります。
世界と比較すると、世界の平均森林率（国土に占める割合）が約30％。
この数字から見ても、日本は森林に恵まれた国だとわかります。

この豊かな森林をいかすべく、
御殿場市は、令和４年から【木育】プロジェクトを始めました。
愛称とロゴマークを御殿場市内の学生から募集。
様々な活動含め、新聞記事や広報ごてんばなどで、
すでにご存知の方も多いかもしれません。

御殿場市の掲げる【木育】
”「木育」は“木を育てる”と書きますが、木を植える活動だけではなく、
「木と触れ合い、木に学び、木と生きる」ことから
豊かな暮らしづくり、社会づくり、そして森づくりに貢献する人の育成を目指す---”
引用：御殿場市HP

【木育推進】プロジェクトとは
”富士山の麓に位置し、市域の半分以上が森林である環境を守り、
木に触れ、木に学ぶ機会を設け、林関連産業全体を活性化することで、
持続可能なまちづくりの実現を目指す”
具体的には
・富士山と一緒に育った御殿場産木材・愛称『ごてんばっ木(こ)』の利用促進や地産地消
・森林環境の適正な整備保全
・美しく快適なまちとなる資源循環や脱炭素
・多世代交流の場となる木育のシンボルとなる拠点づくり
引用：御殿場市HP

今現在、わたしたちが実際に目にすることができるのは、
御殿場市役所４階に設置された樹齢約200年以上の杉のカウンターや、
新生児や乳児のいるご家庭は、
手形をごてんばっ木にプリントして記念品としていただけるそうです。

また、以前弊社でも紹介しました、
新築住宅建築時にごてんばっ木70本プレゼントや
令和８年度夏開館予定の「富士山木のおもちゃ美術館(仮称)」
企業版ふるさと納税もあります。

御殿場産木材「新築住宅建築用檜柱　ごてんばっ木」
70本をプレゼントする企画も年に何度か行っているようなので、
新築の住宅を検討されている方は、
御殿場商工会に一度問い合わせてみると良いかもしれません。